初めて栽培したチンゲンサイを学校の直売所に出荷したお話。
ハウスに実験用のチンゲンサイをは種してから約30日。途中、なかなか時間が取れなくて紹介できなかったけど、チンゲンサイはすくすくと順調に育っておりました。
チンゲンサイの成長は、初期は緩やかで後半に一気に成長する印象でした。は種後30日で株がぎっしり詰まり満員電車のよう。9515マルチだとちょっと条間・株間がキツめだったかなー。あまりキツくしすぎると、株の風通しが悪くなり、虫も滞在しやすくなって被害が出やすいと習ったので、露地に植えてたらここまで上手くいかなかったかも。
それから、県が発行している野菜ハンドブックによれば、は種後40−50日で収穫できるとなっているのだが、僕の畝では30日目にしてこの大きさ。生育が早い気がする。そういえば、先生が言っていたな。今年は作物の生育が良すぎて収穫時期が早まっていると。
収穫時期が遅れると食味が落ちてしまうとも習ったので、僕のチンゲンサイも早めに状況を確認しておこう。ちなみに、僕の居る県の出荷規格を見ると、チンゲンサイは80g以上でMサイズ、100g以上でLサイズとなっている。
株によってばらつきはあるだろうけど、Lサイズ、Mサイズで出荷できそう。しかも、ちょうど翌日から学校の直売所が開かれる予定もあるので、出品してみたい。ただ、自身で味見もせずに出荷するのは不安なので、虫喰い被害にあった株を自宅に持ち帰って味見してみた。ニンニクと塩と鶏ガラスープで炒め煮?にして、、、
シャキシャキ食感でみずみずしく、スジっぽさもなく美味い!大きさも味もクリアしたので、これは出荷できるぞ! ということで、翌日はいつもより1時間半ほど早く学校に行って、授業開始前にせっせと収穫調整をしました。
左手で株を掴んで収穫鎌で根元を切り取って収穫したのだけど、最初は慣れなくて茎を折ってしまったり、葉をちぎってしまうこと数回(涙)。結果として、50株植えた畝から36株(12パック)を出荷できたので、虫喰い被害にあった株も含めてロス率は約30%。プロの農家さんはロスを15%以下に抑えるらしいので、まだまだ修行が必要だぁ。
学校の直売所には、大雨にもかかわらず近所の方が開店を待ってくれている。そして、開店と同時にどんどん作物が売れていき、僕のチンゲンサイを手に取ってくれる方もいてホッと一安心。無事に完売することができました!
かくして、僕の初の作物栽培〜販売は、なんとか無事に終えることができたのでした。なお、農業大学校は県の機関なので、直売所の売り上げは県に納められますー!
次回は、露地野菜が害虫にやられている状況なんかを発信しようと思います。ではでは!
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