ササゲってご存知ですか?
ササゲは、インゲン豆をもっと長くしたような作物です。知り合いの中国人いわく、中国人が大好きな野菜の一つです。炒め物や小籠包の餡の具材として、または漬物にして食べると美味しいとか。
僕のハウスには6月に8株のササゲを播種していましたが、いよいよ収穫期を迎えています。品種は、サカタのタネが販売している ”けごんの滝”。2条植えで、株間30cm、条間60cmで栽培しました。つる性の植物なので、合掌式に2mの支柱を立てたところにキュウリネットを張ってつるを誘引しました。
なお、栽培過程でアブラムシとハダニが多めに発生したので、それぞれに対応した農薬を散布しています。もちろん、規定通りの使用量と時期を厳守しているため、収穫期には残留農薬はありません。
普通のインゲン豆のように未完熟豆として収穫することを収穫適期と定義すると、僕の畝には早取り、収穫適期、やや収穫遅れのものが混在している状態になっていました。収穫が早いほどシャキシャキと固めの食感になります。ちなみに、収穫が遅れ気味のものは、サヤが大きくなって豆から浮いたような感じになるので、指で押すとブカブカとした触感があります。また、収穫適期かどうかは色の違いでも気づくことができます。収穫が遅れるほどサヤの色が褪せて緑色→黄緑色→黄色となって、黄色になるまで放っておけば完熟した豆になります。
中国の方は、早取りした固めのものは漬物、収穫適期のものは炒め物や和え物、収穫が遅れて柔らかくなったものは揚げ物などにして食べることが多いそうです。今回は、収穫適期のものを2種類の食べ方で試食しました。
今回の試食で味にも問題ないことが確認できたので、タイミングが合えば、次回の学校の直売で出品してみようと思います。ちと心配なのは、知名度の低い作物なので、お客さんが興味を持って買ってくれるかどうかですが、それも含めて検証です!!
ではでは。
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