日本ではあまり出回っていないアーティチョーク、という植物を食べたおはなし。
食用花といえば、菊、バラくらいしか僕には思いつかないんだけど、どうも、今時のおしゃれなレストランやカフェなんかでは、もっとカラフルな食べられる花が添えられたりするらしいですね。写真に撮ると、華やかでとても見栄えがいいらしい。
で、食べられる花をいろいろ調べていたら、アーティチョークという名前と写真が出てきた。あっ、こいつ、見たことあるぞ!なんと、学校の農場の隅に何やらデカい植物が鎮座しているなと思っていた、それがアーティチョークだったのだ。
農場にあるアーティチョークは、葉が直径2mくらいに広がっていて、背の高さも1.5mはある。デカい。先生に聞いてみると、10年以上前に植えられたものらしい。
花蕾も15個近くできている。そろそろ食べられるとのことで、、、先生が昼休みの休憩時間に合わせて塩茹でしておいて下さいました!しかも、マヨネーズや溶かしバターまで。感謝!
花蕾の根元部分が一番おいしいが、ガクの下部も茎も食べられるとのこと。先生に感謝しつついただきました。
まずは、ガクの下部をガブリ。正確にはガブリではなく、歯で削ぎ落とすようにゴリゴリと。
食味は、とてもさっぱりしていてクセがないが、ほんのり甘味も感じて美味しい。他の食べ物に例えるのが難しいけど、ちょっとナスっぽいようなソラマメっぽいような。。。溶かしバターで食べられることが多いとのことで、付けて食べてみる。確かに溶かしバターとよく合う!
次に、一番美味しいという花蕾の根元部分。
花蕾の根元部分を食べると、こちらは少しシャクっとした食感。僕には、少し栗とタケノコを足して割ったような味に感じたのだけど、どうなんだろう。この部分が一番ボリュームがあるので、スペインのレストランなんかでは、この部分がメインで使われるみたいですね。
最後に、茎の部分を食べてみたが、こちらはちょっとフキっぽい味に感じました。個人的には、この部分は煮物に添えたり、浅漬けにしても、いい味になるんじゃないかと思いました。
ちなみに、食べられる花で検索してみると、キンセンカやパンジー、マリーゴールドなど見たこと・聞いたことのある花が数十種類も出てきてビックリ。そんなにあったのね。
ただ、食用にするには無農薬で育成する必要があり、且つ出荷時には、花についた虫やゴミを取り除く手間がかかったり、鮮度維持が難しかったりするらしいので、農業作物として取り扱うにはハードルも高そうに思いました。
東京近辺で探すと、千葉県の南房総近辺には専門で取り扱っている農園があるようです。うん、せっかく興味をもったことなので、近いうちに見学に行ってみよう。
ではでは。
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