農業大学校:第2週目

今週は、農業を進めるために必要な機械類の操作方法や安全な運用について学んだ。

学んだ機械は、草刈機、耕運機(いわゆる管理機)、そしてハイライトは乗用トラクタである。以前、里山の整備活動に参加していたので草刈機については使った経験があったが、乗用のトラクタは初めての経験なのでドキドキ。

草刈機の講習は、まずは講義でエンジンや刃を回転させる仕組みを学ぶ。それらを理解した上で、効率的な操作方法や安全な運用方法の説明。里山整備活動の時は、地元のおっちゃんからざっくりとした説明を受けただけで使用していたので、改めて今回の講義を受けることで自分がいかに我流でやってしまっていたか、安全に使えていなかったことを痛感した。

耕運機については、馬力の異なる2種類のものを使っての講義。まずはエンジンや動力を伝えるVベルト、クラッチの仕組みなどやはり仕組みの説明から。そして、エンジンの掛け方やチョーク(懐かしい!)の使用方法などを説明され、いざ耕運開始!

耕運機のクラッチはデッドマンクラッチになっているので、危ない!と思った時にはとにかく手を話せば機械は止まるようになっているので安心。だが、坂道では注意が必要で、坂道で不用意にギアをニュートラルに入れたりクラッチを切ったりすると、機械が自重で坂を落ちてきて、それに巻き込まれるケースがあるらしい。軽トラックへの積み下ろし時も同様。それから、バックギヤに入れて運転中に後ろの壁と耕運機で挟まれて身動き取れなくなり怪我をするケースもあるらしい。耕運機はハウス内でも出番が多いので、注意深く扱おうと思う。先生からは、農作業時には必ず携帯電話を身につけておくように!とのアドバイスも(身動き取れなくなったときに助けを呼べるため)。

ちなみに6馬力程度の耕運機は新品で70万円ほど。シンプルな機構なのに、この値段?もっと複雑でパーツの多いバイクでももっと安いぞ?まぁ、バイクほど数が売れるわけではないだろうから、「数の論理」で価格が高めになってしまうのだろうと理解した。なお、耕運機においては、ざっくりと1馬力あたり10万円の法則というものがあるらしいが、昨今の物価高騰の煽りで、今は1馬力あたり15万円の法則に変わっているらしいので、ご参考まで。新品で買うと高いので、自分が手にいれる時は投資を抑えるために程度の良い中古を探してみようと思う。

乗用トラクタも、まずは機構や装置の説明から。乗用なのでコイツには足踏みのクラッチやブレーキなど自動車に近い形になっている。が、ブレーキが左右独立していて、片側のブレーキを踏むことでその場での転回ができるようになっている。そして、通常の運転時には連接板という板を使って、左右のブレーキを連結する必要があるので、ここは通常の自動車とは大きく異なっている。また、後部にはロータリーが接続されているので、ロータリの回転動作や上げ下げ動作も配慮する必要がある。ギヤ設定については、目的に応じて設定する必要があるが、ギヤ周辺に設定表があるのでそれを参照する。

最後に、安全に関する講義。ここでは農業機械を使う際の注意点や、過去の事故事例などの説明を受けた。途中でスライドに出てくる事故映像は、ホラー映画以上の怖さ!もちろん先生は、僕らがショックを受けないように、エグい写真を見せる時は短時間になるよう配慮してくれたが、それでもリアルな事故映像なのだから瞬間に脳に焼き付いてしまう。事故の統計データも見せてくれたが、現在でも、一定数の事故がどうしても発生してしまう、というのが印象的だった。不注意や操作方法の間違いによる事故は当然として、本来守るべき手順をサボることで発生する事故が多いようなので、心して取り扱おうと思った。

ということで、まだまだ農業機械の操作経験値が低い僕だが、機構や理屈を学ぶことで、各操作の意味を理解することができたのは有り難かった。今日の教えを守って、あせらず経験値を上げていきたいと思う。

(写真はあとでアップする予定です)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

電子機器メーカーエンジニアから、一念発起して農業を学び始めたオジサン学生。マレーグマの如く土をほじくり返す毎日です。

コメント

コメントする

目次