初めての畝作り

初めて自分だけで畝作りとマルチ張りをしたお話。

自分が使えるハウス内には、約1週間前に化成肥料を入れておいた。なので、そろそろ畝作りと種まきを敢行する時!ということで、休日の当番日に空いた時間で作業を実施しました。

畝作りとマルチ張りについては、農場実習の中で1度説明を受けたんだけど、自分だけでマルチを張るのは初めて。ちと心配だが、まずは数をこなして慣れることが肝心。今回は、チンゲンサイの植え付けのために、ハウス内に長さ7mの畝を作る。大まかな段取りは、以下の通り。

  1. 管理機で再度耕運 (今回は土が乾燥していたので、土埃を抑えるために少しだけ事前に水撒きしました)
  2. メジャーで測定しながら、畝の角にあたる場所に目印の支柱を打つ
  3. 支柱に紐をかけて、畝の形を明確にさせる
  4. 紐に沿って脇を掘って畝側に土を盛る
  5. 畝の脇を鍬で固める、畝の上面をレーキでならす
  6. マルチをかけ、マルチの両端に土を持って固定する

4まで完了した状態がこちら↑。我ながらなかなかいい感じでは!ちなみに奥に見えるのは防草シート。奥側にも他の作物を植えるが、育苗してから定食予定なので今は雑草が育たないようにシートだけ敷いてある。

次に、マルチを張る。今回、70cm幅の畝に5列のチンゲンサイを植えたいので、9515穴あきマルチを購入。

9515の意味は、9:95cm幅、5:5条(列)、15:15cm株間。人生で初めてマルチを買ったけど、マルチって意外と高いのね。なので、先日はなしを聞いた有機農家さんは、使い終わったマルチを回収して使い回すこともあると言ってました。

せっせと作業して・・・おー!いい感じ! とは言え、丁寧にやりすぎて、畝作りからマルチ張り完了までの作業時間は2時間半。。。いくらなんでも時間かけすぎか。

ちなみに、最近は手でマルチを張る農家さんは少ないとのこと。農家さんの場合はもっと長い畝を作るので、効率化のために、畝を起こしながらマルチを張ってくれる機械(マルチャー)を使う。これを使えば畝作りはアッという間だ。実際、学校にもマルチャーがあって使い方も習ったのだけど、効率的にやるには必須と思える機械だった。が、僕の場合は小さい畝だし、まずは手作業での苦労を知ることも大事だと思って、今回は手張りにしたわけ。

今回、7mの畝にタネを植える250穴を用意できたけど、手前100穴と奥100穴で、慣行栽培と特別栽培として育成して違いを比較する実験に使うので、真ん中の50穴は緩衝帯にするために使用しない予定。なので、計200穴にタネを植える予定。ただ、収穫の時期が集中すると授業の合間の収穫作業では収穫しきれない可能性もあると思い、まずは手前50穴、奥50穴の計100穴にタネを撒くことにする。これまた慣れない作業で手間取ったが、なんとか1時間かけて種まきを終え、たっぷりと水を与えたところで今日の作業は終了!

2−4日で発芽するとのことなので、楽しみ!!

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この記事を書いた人

電子機器メーカーエンジニアから、一念発起して農業を学び始めたオジサン学生。マレーグマの如く土をほじくり返す毎日です。

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